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プロポ(送信機)のモード1・モード2どっちがいいの?
初心者(まさに今の私の事です)が必ずと言ってもいいほどぶつかる壁の1つにプロポモード問題があります。
日本古来のモード1
絶対モード1がいい!!
海外の主流はモード2だから
モード2にするべき!!
「いつまでも決められなくて飛び立つことができない」なんてことないとは思いますが、
「聞く人によって言うことが違う」「どっちでもいいよ、と言われた」ということはあると思います。
結論を言います。どっちでもいいです。
「結局それかよ」と怒られそうですが、よーーく考えた結果の結論です。もうしばらくお付き合いください。
モード1とモード2を比べてみよう。
ご存じだとは思いますが改めてこちらをご覧ください。
見ての通り左右スティックの縦軸の違いがモード1とモード2の違いです。
これだけの事ですが、「始めに決めないと慣れたときに変えるのは大変だろうな」とか
「少数派だとなんか嫌だな」とか、夜しか眠れないなんてことになることでしょう。
しっかり昼寝ができるように、各モード掘り下げてみましょう。
モード1 日本の主流派だぞ!
日本のラジコン飛行機は1965年に今のスティック方式のプロポーショナルとなってから50年以上モード1が主流でやってきました。
10年前はモード1使用率95%とも100%とも言われるくらいです。
つまり10年以上の経験者、スクールのベテラン先生たちはモード1と断言していいでしょう。
ということは、「自分もモード1の方が教えてもらいやすい」と考えられるのではないでしょうか。
まぁ「モード2だからかわいくない教えない」なんて人は絶対いないですけどね。
次は前述を踏まえて、「ベテランに見える」ということもあるようです。
当たり前ですが操縦を見れば上手い下手は、一目瞭然ですけどね。
それでも国産の産業用ドローンはモード1のものが多いと思います。
モード2 世界基準はこっちだ!!
マルチコプターの世界シェアを占めているのは中国やアメリカです。その国々ではモード2が主流です。
今でこそ切り替えることができますが、発売当初できないものもあったようです。
ですから、その時期に始めた方たちはモード2となるわけです。
よく「実際の航空機に近い操作」と言われています。飛行機を例にすると
右手でエレベーター・エルロンを操作し、左手でスロットル、左足でラダーを操作します。
まさにモード2ですね。(そんなこと言われても実機は操作しないし…)とは口には出さないです。
もう一つ「直感的な操作が可能」とも言われます。これについては、よくわかりません。
私は完全にテレビゲーム世代ですが、左手でキャラクターを移動させ右手で視点変更するゲームが多いです。(スプラトゥーン2とかセルダの伝説BoWとかです。)
そうするとモード3(モード2の左右スティック反対のモード)が直感的だと思ってしまします。
とは言いつつ、人口的にはモード2が増えていくと思われます。
操作のイメージ
※個人の感想です
モード1
自分の前にアクリルの盾を持ってるイメージです。
左スティックで向きを変えながら前に進み、右スティックで持ってる盾を上下左右します。
モード2
空飛ぶ座布団に乗ってるイメージです。
左スティックで昇降しながら見る方向を定め、右スティックで前後左右。
結局どっちだよ!!
だから「どっちでもいい」です。最終的には慣れたもの勝ちです。
どうしても決められなくて私が決めていいのなら決めましょう。ただ自己責任でお願いします。
私が思うこんな人には、モード1を勧める
1.空撮以外にドローンを仕事として使おうと思う方
2.ベテランのプロパイロットにしっかり教えてもらいたい方
3.ドローンレースをしようと思ってる方
1.国産の産業用のドローンや調査用のドローンは切り替えられるものもありますがモード1が多いようです。
中には固定翼機の場合もあります。そんな時に「それは操縦できません」とは言えません。
空撮の場合は主に自分の機体ですからそんなことは起きませんが、産業用の場合は大いに考えられることだと思います。
2.上にも述べましたが手取り足取りではないですが、微妙な舵さばきも盗んでいきたいですね。
3.レースに至ってはモード1がほとんどのようです。
私が思うこんな人には、モード2を勧める
1.趣味、空撮でしか使わない方
2.ドローンを人に教えようと思っている方
1.産業用で仕事をしようと思わないのでしたらモード2でいいと思います。この先、個人向け国産ドローンも発売されると思いますが絶対切り替えはあります。
GPSで高度をキープしている状態で前後左右の方がゆったり操作できますよね。
2.趣味・空撮の人口が増えることを考えると教える方もモード2である必要がありそうですね。
教えるについては両方できた方が理想ですが、なかなか難しいですよね(;^_^A
参考になったでしょうか、すこしでも役に立ったのでしたらうれしいです。
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