「ドローンの資格、何を取っていいのかわからない」「規制がわからなくてどこで飛ばしていいかわからない」と、迷ってるのならとにかくドローン検定3級を取ってしまいましょう。ドローンインストラクターを目指し検定3級を取得して野外飛行を楽しんでいる私が、ドローン検定3級の「送信機:プロポ」についてお伝えします。ドローン検定3級の資格取得のお手伝いができればうれしく思います。
無人航空従事者試験3級4級標準テキストをお持ちの方は一緒に
ドローンを地上で操作するための送信機を「プロポ」と呼びます。
モードについて
ドローンの操作は主に2本のスティックで行います。機体の操作は大きく分けて4つに分けられます。「エレベーター(前後)」「エルロン(左右)」「スロットル(昇降)」「ラダー(回転)」です。その操作の割り当て設定を「モード」と呼びます。
モードは4つありますが 主流なのが 「モード1」 「モード2」です。
モード1
左スティック↑↓ | 左スティック←→ | 右スティック↑↓ | 右スティック←→ |
エレベーター | ラダー | スロットル | エルロン |
前後 | 回転 | 昇降 | 左右 |
モード2
左スティック↑↓ | 左スティック←→ | 右スティック↑↓ | 右スティック←→ |
スロットル | ラダー | エレベーター | エルロン |
昇降 | 回転 | 前後 | 左右 |
ちなみに私は「モード2」で操作をしています。右スティックで前後左右というのがわかりやすかったためです。ある程度覚えた後に変更は大変難しいと聞いたので、あらかじめ考えていました。
私は「スプラトゥーン2」というswitchのゲームをやっていたので、左で前後左右 右で昇降回転にしようとしていました。そしたら知人に「それはモード3だな、あまり採用されてないからやめた方がいいよ。」と言われ、モード2で決めました。
余談、失礼しました。
プロポのチャンネル数
機体の動作1つをプロポの舵1つとしてチャンネルに割り当てて機体に情報を送ります。ドローンを操作するためのプロポは、最低(前後・左右・昇降・回転)4つのチャンネル数を持ったプロポでなくては操作できません。そのほかに撮影、引込脚の格納などそれぞれの操作にも各チャンネルが必要になります。プロポを選ぶ際にはチャンネル数を気にして購入しましょう。
トリム操作
飛行中にヨーイングが止まらない、機体が流されるなどの場合でもプロポの電源を切ったりしてはいけません。制御不能「ノーコン」になりますので注意してください。そのようなときには「トリム操作」を行ってください。トリムとは舵のニュートラルポイントを設定する操作です。
ニュートラルポイントの設定とは離陸後に舵を触っていない状態の時に何かの力により機体が静止していない(風や揚力のバランスにより一定方向に流される)状態を、常に静止する舵を取っている状態に保つ設定のことです。
テレメトリーシステム
テレメトリーシステムとは、機体の情報をプロポで把握できるシステムです。速度・高度・バッテリー残量。高価なものになると温度や回転数なども把握できるものもあります。
バッテリー残量は把握したいですね。
様々な送信機
市販されているドローンは機体とプロポとセットで売っているものが多いですが、機体のみの販売でスマホやタブレットにアプリを入れ操作するものもあります。スマホ・タブレットの場合は送信範囲が狭くなる場合が多いので気を付けましょう。
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