「ドローンの資格、何を取っていいのかわからない」「規制がわからなくてどこで飛ばしていいかわからない」と、迷ってるのならとにかくドローン検定3級を取ってしまいましょう。ドローンインストラクターを目指し検定3級を取得して野外飛行を楽しんでいる私が、ドローン検定3級の「単位、操縦者の責任、賠償保険と機体の保険」についてお伝えします。ドローン検定3級の資格取得のお手伝いができればうれしく思います。
無人航空従事者試験3級4級標準テキストをお持ちの方は一緒に
単位
国際単位系
メートル条約と呼ばれるルールに従って国際的に統一された単位を「国際単位系」と呼びます。
その略称として「SI単位系」(International System)と呼びます。
国際単位系は次の7つを「基本単位」としています。
「基本単位」
量 | 単位 | 読み方 |
時間 | s | 秒 |
長さ | m | メートル |
質量 | kg | キログラム |
電流 | A | アンペア |
熱力学温度 | K | ケルビン |
物質量 | mol | モル |
光度 | cd | カンデラ |
上記の基本単位を組み合わせたものを「組立単位」と呼びます。
「組合単位」
量 | 単位 | 読み方 |
面積 | m² | 平方メートル |
速度 | m/s | メートル毎秒 |
加速度 | m/s² | メートル毎秒毎秒 |
非国際単位系
計量法では国際単位系以外の単位の使用を禁じていますが、航海や航空にかかわる計量でのみ使用が認められれているものがあります。
量 | 単位 | 読み方 | 備考 |
長さ | M .nm | 海里 | 井戸1分に相当の長さ、1海里=1852m |
速度 | kt、kn | ノット | 1時間に1海里進む速さ、1kt=約0.514m/s |
簡便に計算しやすくする為に、1海里=1.9km、1ノット=0.5m/sにすることが多い。
SI接頭辞
国際単位系において単位の前に付ける倍量や分量を「SI接頭辞」と呼びます。
「SI接頭辞(せっとうじ)」
量 | 単位 | 読み方 |
1,000,000,000倍 | G | ギガ |
1,000,000倍 | M | メガ |
1,000倍 | k | キロ |
100倍 | h | ヘクト |
10倍 | da | デカ |
1/10 | d | デシ |
1/100 | c | センチ |
1/1,000 | m | ミリ |
1/1,000,000 | μ | マイクロ |
1/1,000,000,000 | n | ナノ |
よく聞くものと
あまり聞かないものが
ありますね。
操縦者の責任
ドローンで事故を起こした場合、自動車と同じように操縦者が「民事責任」「刑事責任」「行政上の責任」を負わなければなりません。まずは、
「行政上の責任」・・ 自動車運転免許の場合は減点や免停などに当たりますが、2021年1月の段階ではドローンに関して免許証が不要です。しかし、運用による電波などの免許証は取り消しなどの処分を受ける可能性があります。次に
「民事責任」 ・・・ 事故により第3者の人体または建物を傷つけた場合の責任です。
「刑事責任」 ・・・ 何らかの法律違反を行い、罰金や懲罰などの刑罰を受ける責任です。のちに「航空法」は学習することになりますが、自分の土地でない場所で無許可で飛行させた場合や許可があっても飛行させてはいけない場所での飛行などがあります。
しっかり練習して、
しっかり計画を立てて
飛ばしましょう!
賠償保険と機体の保険
自動車にも保険があるように最近ではドローン保険たるものが増えてきています。対人・対物などから、破損や水没、盗難様々なものがあります。
ここでは、責任があるゆえに保険を掛けなさいということを覚えましょう。
ドローン 保険で検索を。
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